ピヒラーは、自然との対話に優れた栽培家として有名です。
F.X.ピヒラーがワイン造りを始めた当初、自分の意見を口に出さない無口なピヒラーが、これほどまでに頭角を表すとは、同業者の誰もが想像していませんでした。
しかしピヒラーは、繊細な感覚と鋭い目を持ち、畑に出れば土を見て果実を見て、どういうものを引き出せるかが即座に分かるという才能でメキメキと頭角を表し、白ワインの生産者としてオーストリアそして世界のトップメーカーと呼ばれるまでになりました。
葡萄の収穫も成熟の加減を大切にし、造りたいワインに必要な糖度に達するまで収穫しません。
収穫量にはこだわらず、満足できるまで樹に置いておきます。
糖度は、まず糖度計で測りますが、目で見て、食べてみて、色のニュアンスを重視した収穫をしています。
世界中のエージェントへの割り当てに苦労するというぐらい、F.X.ピヒラーのワインは入手困難ですが、どの品種も、どのヴィンテージのものも、他を圧倒するパワーを持っています。
デュルンシュタイン村にあるロイベナーベルク、ケラーベルク、オーベルハウザーなどの単一畑のワインやグリューナーフェルトリーナとリースリングの作柄の良かった年のみに造るリザーブ・エム(M=モニュメンタル=不朽の、不滅の)、加えてウンエンドリッヒ(英:インフィニティ=無限)はヴァッハウの格付けを超えた最高峰のリースリングです。
About Wineピヒラーは、かつていろいろな品種を栽培していましたが、現在はグリューナーフェルトリーナーとリースリングを中心にソーヴィニヨン・ブランなどを栽培しています。普通のプレス機の中で12~18時間スキンコンタクトさせ、プレスし、果汁のみをステンレスタンクで18~22度で発酵。セラーの温度が理想的なので、ほとんど冷却はしない。20~40ヘクトリットルの木樽で5月ぐらいまで熟成させます。
Tasting Notesピヒラーのワインの中でもエネルギー感は別次元。クリーンでスパイシーな香りと柑橘系の香り。口当たりはすっきり、さっぱり、余韻も長くてミネラル感がたまらない。これは日本食にもピッタリ。




