オーストラリアのトップ・ワインジャーナリストといえば、ジェームス・ハリデー氏。
オーストラリアワインに関しての世界的な権威で、多数の著書があります。
今日のオーストラリアワインの品質の向上と隆盛は、元弁護士の彼の力ぬきには語れません。
今話題となっているワイナリー「コールドストリームヒルズ」も彼が興しました。
そんなハリデー氏が創立メンバーの一人となっている、今やトップワイナリーのひとつにも数えられるのがここ「BROKENWOOD」です。
創立は1970年。
地元住民のクリケット場になるはずだったBrokenback Rangesの山すそに10エーカーの土地を購入し、ハリデー氏とその仲間2名はカベルネソービニヨンとシラーズを植えました。
趣味が高じた週末ワインメーカーの誕生です。
そして初収穫は1973年。
友人や家族がぶどうを摘み取り、75ダースのシラーズ・カベルネになりました。
ワインは賞賛を得て、なんと初ビンテージからファンを獲得したのです。
以来、ワイナリーは拡大を続け、フラッグシップワイン「GRAVEYARD SHIRAZ」が誕生し、1982年には白ワインの宝石セミヨンの生産も始まりました。
同じ年、さらなる発展を目指すべく、チーフワインメーカーとしてIain RIGGS氏が招かれたのです。
知る人ぞ知るワイナリーとしてワイン通には有名な存在となっていた「BROKENWOOD」ですが、その評価を決定付けたのが2001年の秋です。
ロンドンのワインフェスティバルで大賞を受賞して、一躍大人気のブティックワイナリーとなりました。
Iain RIGGS氏は評価を下げることなく、さらに品質のいいワインを産み出すことのできる土地を常に探し続けており、偉大なワインはこれからも誕生すると期待されています。
ワイナリーの規模は大きくなっていますが、bサの生産過程はぶどうのポテンシャルやワインの個性を重視しており、生産者としてのこだわりを決して捨てることのない情熱が息づいているのです。




