ボデガ・ノエミアのプロジェクトの引き金となったのは、1930年代にリオ・ネグロ・ヴァレーに植えられた古いマルベックの畑を見つけたことです。
素晴らしい土地とミクロクリマ、そして奇跡の古木に魅せられたのはアルジャーノのオーナー、ノエミ・マローネ・チンザノ とデンマーク人醸造家、ハンス・ヴァインディング・ディアーズ 。
ハンスはリベラ・デル・ドゥエロのカルト・ワイン、「ピングス」のピーター・シセックをいとこにもつデンマーク屈指の醸造一家の一人。
また、アルジャーノの醸造責任者としても、ノエミと深いパートナーシップを結んでいます。
パタゴニアのリオ・ネグロ・ヴァレーはぶどう栽培の為の楽園のように思えます。
年間降雨量がわずか7インチ、最大湿度が30%という乾燥した気候によって病害の心配がありません。
大気は汚染されておらず新鮮で、本来の自然の均衡が保たれた環境で、ブドウは最大限の光合成が可能となります。
ブドウの成熟期には、大きな気温の差が見られ、日中は平均28度、夜は平均9度となります。
また、美しい四季もあります。
畑は3.7エーカーでプレ・フィロキセラのマサール・セレクションによるマルベックが1930年代に植えられました。
年に一度硫酸銅を散布し、灌漑は年に5回以内の頻度で行います。
今はオーガニックの認定を受けていますが、バイオダイナミックに移行中です。
このワインについてMainqueにある自社畑のブドウを使用。平均樹齢は52年でプレ・フィロキセラの樹です。2005年の冬は比較的暖かく、7月に寒さを少し感じたほどでした。春は涼しく、発芽と開花には良い条件でした。夏は風が強くさわやかで猛暑にならなかった為、ブドウがゆっくりと安定した熟成をみせました。秋の暖かい日中と涼しい夜が、ポリフェノールの生成に理想的でした。手摘みで収穫し、フレーバーを最大限残す為に、低温のトラックでセラーまで運びます。開放式の小さいセメント・タンクを使用し、自然酵母で2週間半発酵させます。温度のコントロールはしません。ポンプは一切使用せず、古いスタイルのピジャージュで抽出します。50%フレンチオークの新樽、50%は一度使用した(Noemiaで使用したもの)樽に移し、10ヶ月熟成させます。その間、自然にマロラクティック発酵が約3ヶ月行われます。バトナージュや清澄はしません。ブレンドし、フィルターをかけずに瓶詰めします。生産量:750ml-10,100本、1500ml-35本 ■ 葡萄品種マルベック94%、メルロー6%




