ヴァレンティーニ家はアブルッツォ州有数の貴族で、1632年よりロレート・アプリティーノで続く大規模なカンティーナです。
現在の当主、エドアルド・ヴァレンティーニはとにかく頑固な人物として知られ、ジャーナリストが取材に来ても門前払いされてしまうそうです。
彼は葡萄とテロワール(土壌や気候風土)を重視したワイン造りを行っており、日常ワインしか造られていなかった地元品種で世界最高レベルのワインを造り上げてしまいました。
残念ながら、エドアルド・ヴァレンティーニ氏じゃ2006年に亡くなりましたが、家業は長男夫婦によって立派に引き継がれています。
このワインについて広大な自社畑を所有していますが、自社ブランドでリリースするのは、収穫されたブドウのうち、わずか10~20%程度という厳しさです。残りのほとんどは、他の生産者へ売ってしまい、いい年でなければ造らないこともあります。ここでブドウが完熟するのは11月の第一週で、このためワインに力強い威厳と濃密な味わいが生まれます。




