その良質な葡萄をワインに変えるはスティーヴ・ライアン氏なのです!ホワイト・オークの歴史は1970年代、オーナーであるビル・マイヤー氏がアレキサンダー・ヴァレーのヴィンヤードを購入し、ワインを作り始めたことによって始まりました。
まさに手作りの職人的、少量生産のワインはソノマ、ヒルスバーグの町の中心にあるテイスティング・ルーム内で瞬く間に売り切れてしまうほどの人気で、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ジンファンデルは品評会で金賞を取るまでになりました。
ビルは名声に後押しされ、ホワイト・オーク・ヴィンヤーズ&ワイナリーを1981年に設立しました。
その後、1997年にはパートナーのドン・グロス氏他の協力を得て、ナパやロシアン・リヴァー・ヴァレーにある最良の畑を買い足し、翌年にはアレキサンダーの美しいヴィンヤードを見渡せる場所にワイナリーとビジターのための建物を新設しました。
このワインについて火山性の土壌、20%の蛇紋岩を含むかなり荒めの砂利質の土壌で標高も1400フィートほどある山の畑から取れたカベルネです。最適な熟成度を見極め収穫、手作業で選別されたブドウは細心の注意を払い、茎などを除き、パステルレッドイーストを加え12日間ほどかけて醗酵をします。その間、1日2度のパンプオーバーを行い、色素とタンニンに抽出を行います。その後さらに10日ほど皮がついた状態で休ませます。そして丁寧にプレスされたジュースは樽に移され、なるべく自然に近い状態での醗酵を促します。3ヶ月に一度ほど澱引きをしながら20ヶ月間、フレンチオーク(55%)とハンガリー産(40%)、アメリカンオーク(5%)を用いて熟成させています。新樽使用率は50%です。瓶詰め前のフィルターは軽めにして、ブドウの持つ特性を生かした味わいをフルに感じられるよう仕上げてあります。
コメント色調は濃く、豊かで凝縮感のある香り高いワインです。ダークチョコレートの芳醇な香りやカシス、ローズヒップのような香りがあります。フルボディのこのワインはたいへんジューシーです。カラントやブラックプラムや紅茶のような味わいが口いっぱいに広がります。熟したタンニンに裏打ちされた美しく深みのある味わいです。ブラックフルーツ、香ばしいオークのもたらす心地よい余韻が長く続きます。




