プライド・ワイナリーが位置するスプリング・マウンテンの頂上付近は1920年代まで電話もなく40年代まで電気も通らない、50年代になってやっとセントヘレナに通じる道ができたという山奥です。
ブドウ畑をつくるにはたいへんなところでしたが、とても素晴らしい自然に囲まれ美しいところです。
この土地でのワイン作りの歴史は長く、土地の人々にはなじみのサミットランチという最初のオーナーがブドウ畑をはじめたのが1869年という記録が残っています。
何人もの手を経て、現オーナーのプライド氏によって1990年買い取られ、 プライド・マウンテン・ヴィンヤーズとなりました。
ワインメーカーにボブ・フォリー氏を迎え、毎年のように賞賛され大変評判の高いワインを造り続けてきました。
2007年からはボブ・フォリー氏の指揮の下、愛弟子のサリー・ジョンソン女史がワイン・メイキングの中心となり山系ブドウを使った凝縮感に溢れたプライドならではのワインを造っています。
カリフォルニア州以外での入手が困難なブティックワイナリーとしてワイン愛好者たちの間では常に話題のワイナリーです。
ナパとソノマの郡境に位置し、両方の郡にまたがって良質のブドウ畑を所有するプライドにとってその素晴らしさをラベルにも表記しています。
(ワイナリーを訪れた方は郡の境界線がワイナリーの中をしっかり通っているのを目にされることでしょう。
その際は是非、片足ずつ、ナパ、ソノマをまたいで記念写真を撮ってください。
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このワインについて2006年ヴィンテージは濃厚でリッチなワインとなりました。11%ほど自社のキャニオンランチのカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドし、カラント、カシス、スパイシーなモカ、バニラビーンズのアロマが凝縮して感じられます。カベルネに比べ過少評価されることの多いメルロ種ですが、このワインはそのような考えを覆すほどの圧倒的な存在感のあるメルローです。クラシックなレッドフルーツと酸味が特徴のクローン181、フローラルでブラックフルーツが特徴のクローン3の二つのクローンを使っています。アペラシオン:58%ソノマ カウンティ・42%ナパ カウンティ メルロー89% カベルネ・ソーヴィニヨン11% (産地がソノマとナパの境にあるため両方の地名を名乗ります)
コメントレッドチェリー、ラズベリー、ココアやタールの香りが鼻から抜けるような強いアロマとなって感じられ、口に含むと心地よい味わいが広がります。五感に訴えるような正統派の重口ワインですが、甘みのあるタンニンがワインに溶け込みどこまでも続く長い余韻へと続きます。




