シュタット・クレムスはその起源を、バーベンベルグ家のレオポルド4世男爵が1210年に設立した病院所有のワイン畑と、1452年のウルリッヒ・フォンダハスベルクによって寄進された畑のふたつまで遡ることができます。
伝統のワイン生産国オーストリアにあって最も長く輝かしい歴史を誇るワイナリーのひとつです。
ワイナリーに大きな変化が訪れたのは2003年のこと。
ワイン造りへの情熱と才能に溢れるフィリッツ・ミースバウアー氏(当時のFWWゼネラルマネージャー)が参画したことで一挙に品質が向上し、銘醸畑のポテンシャルを遺憾なく発揮したワインが造られるようになりました。
2004年ヴィンテージからは“ガラス栓”を導入するなど、出来上がったワインの品質に最後まで責任を持つために、日々研究を重ねる、真摯なワイナリーとして知られています。
このワインについてクレムス市の西側、ヴァッハウと接する辺りにある畑“グルレンパルツ”。
土壌は片麻原生岩が、レス土壌から剥き出しになっています。
森に近く、日当たりがいいため、沢山のコオロギ(=Grillen)がいる(=Parz)場所という意味の畑名。
コメントリースリングと言えば、ドイツが有名ですが、オーストリアでも栽培が盛んです。
リースリングの原産は、オーストリアのヴァッツハウにあるリツリング(Rizling)の畑だという説もあるほど。
辛口に仕上げられることが多く、風味豊なワインになります。




