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赤ワインのすすめ

赤ワインのすすめ

真夏の暑さから、冷たくひえた白ワインでのどを潤したくなる気持ちはよくわかります。しかし、今世界中で赤ワインの人気が復活してきているのです。米国のインパクトデータバンクによると、2005年に米国のワイン消費者は白ワイン(40%) やロゼワイン(17%) に比べ、赤ワイン(43%) を最も多く飲んでいたことが分かりました。実際、2000年には1970年以来始めて赤ワインが白ワインの売上を上回り、その傾向は今後も続く見込みです。日本の場合は1997年までは白ワインが赤ワインを圧倒していましたが、1998年の赤ワインブームによって白32%対赤60%に逆転し、以降2006年まで毎年白35%対赤57%となっています(メルシャン調べ)。なぜワイン愛好家は赤ワイン好きになってきたのでしょうか。

その要因の多くは食習慣の変化にあります。今日の米国系の人々はほとんどが、存在感の強い味、メキシカン、アジア料理やタイ料理などによく使われるスパイスなどを積極的に求めるようになりました。グリルステーキでさえもたいていの家庭やレストランで定番のメニューとなっています。これらの料理は全て赤ワインとの相性が非常にいいのです。日本でも、過去に比べて食生活の欧米化により赤ワインに合う料理を多く食するようになったことに加え、赤ワインの味の複雑さが微妙で繊細な日本人の舌に合うというのも消費を伸ばす理由のひとつでしょう。赤ワインは健康にいいというのもブームに火を注いでいる要因でしょう。

赤ワイン好きなタイプは主に3つのカテゴリーに分類できます。

純粋な赤ワイン党:どんな時でもどんな料理とでも赤ワインを飲みます。

社交的ワイン党:赤ワインも好きだが、周りに合わせて何でも飲むタイプです。

白ワイン・ロゼワイン党:このカテゴリー方々には、絶対に白やロゼしか飲まないタイプと、おいしく飲みやすい赤ワインを試したいと思っているタイプに別れます。

赤ワインを楽しむために次のアイディアを参考にしてください。

暖かい気候の際は、軽めの赤を選んでください。軽めの赤とは、実際に色も薄めで、酸味が多くタンニンの少ないワインです。フランス産のガメイ種を試してみてください。この品種からはボジョレーが作られます。また、フランスのブルゴーニュ地方やカリフォルニアやオレゴン産のピノノワールや、スペイン産テンプラニーリョ、イタリア産ドルチェットやサンジョベーゼもお勧めです。

軽めの赤ワインは13℃~16℃くらいで飲むのが一番おいしのですが、冷たい方がお好みでしたらもう少し冷やしましょう。

もっと存在感の強い赤ワインは、イタリア産カベルネ・ソーヴィニヨンやネッビオーロ、オーストラリアのシラーズ、スペインのリオハ・レゼルバやフランスのローヌ地区のシラーやグレナッシュ、より高価なブルゴーニュやボルドーワインなどで、これらは16℃~18℃が丁度よく、もう少し温度が高くてもブーケが広がります。

軽めの赤には軽めの料理をあわせましょう。ミディアムボディーやフルボディーにはより濃厚な料理が合います。

ボジョレーのような軽いボディーの赤は、値段も安めですしバーガーやフライド・チキンと非常によく合います。とても融通のきくワインで、ローストチキン、サーモン、パスタ、ピザ、グリル野菜、クラブケーキ、焼き鳥、すし、メキシカン・タコスともよく合い、料理の味わいがふくらみます。

少しずつ赤ワインを試しているうちにますます赤ワインが好きになって頂けることと思います!

 
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