ワインを飲む際の適温とは、そのワインを一番おいしく飲むことができる温度のことです。特に決まったルールなどはありません。一般的なガイドラインはありますが、それ以外は個人の好みの問題です。冷えた水が好きな人もいれば、常温の水が好きな人もいます。アメリカ人はキンキンに冷えたビールが好きですが、イギリス人は室温よりも多少冷たい程度の方が好きです。慣習や常識、個人の嗜好によって違ってくるでしょう。
一般的は、シャンパーニュやスパークリング・ワインは4~5℃、白ワイン、ロゼワインは7℃~10℃が適温です。冷やしすぎるのはあまりよくありません。ボトル一本であれば冷蔵庫に1時間~2時間置けば十分に冷たくなります。冷蔵庫にしばらく置いてあったのであれば、飲む15分~20分前に冷蔵庫から取り出しておくといいでしょう。冷やしすぎは、ワインのテイストを損ねます。
赤ワインの場合は、常温よりも少し冷たい16℃~18℃がいいでしょう。ポイントは常温よりも多少低めの温度です。ほとんどのレストランやワインストアーは常温の21℃~24℃でワインを提供していますが、これだとワインのテイストが重くなったり、バランスが崩れる恐れがあります。赤ワインを飲む前に20分程度冷蔵庫で冷やして、よりおいしいバランスのとれたワインになるか試してみてください。
外食の際、注文したワインが冷たすぎる、もしくはぬるすぎると感じたら店員さんに言って調整してもらってください。白ワインが冷えすぎているならクーラーから取り出しテーブルに置いてみたり、赤ワインがぬるいと感じた場合は、お店の方に頼んでクーラーに入れて数分間冷やしてもらいましょう。
後は、気候によっても影響します。真夏日には赤白どのワインも通常より冷たくして召し上がってください。
ちなみに、一般的に「赤ワインは室温で」と言われている温度は、中世のヨーロッパで言われた言葉です。ヨーロッパ大陸がまだ寒く、暖房設備も充分に無かった時代の「室温」です。かなり寒かったのではないかと想像できますね。今で言えば摂氏18度くらいだったのではないでしょうか?
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